ルーティングについて
目次
ルータのルーティング(経路選択)について
スタティックルーティング、ダイナミックルーティングとは?
概要
スタティックルーティング、ダイナミックルーティングとは、
ルータに設定するルータ間の経路情報であり、要するに、
ルータから別のルータへのルーティング情報(経路選択情報)
をルータに設定しておく事で、どの次にルータを経由して
目的地に到達すればよいか?を設定する事が可能です。
セグメントの違う場所と通信する際に設定します。
ダイナミックルーティング
RIP、RIP2などが一般的です。RIPとは、ルーティング間プロトコル
であり、ルータ間でルーティング情報を自動交換する事が可能です。
ルータ同士が対応してれば、手動設定しなくとも自動的に経路
情報を互いに交換し合うので、設定は簡単です。
「バッファローのルータのダイナミックルーティングの設定画面です」
RIPを利用するように変更するだけで、OKです。
(但し、別ルータも対応している必要があります)
スタティックルーティング
手動で、ルーティング情報をルータに設定する事になります。
以下バッファローのスタティックルーティングの設定画面です。
IPアドレスを設定し、ゲートウェイを設定する事が可能です。
以下、アイオーデータのルータの参考画面です。
こちらも、ルーティング設定画面です
設定例
192.168.1.3のパソコンから、192.168.3.3へは通常データ通信出来ません。
しかし、192.168.1.3のデフォルトゲートウェイを、192.168.1.1に設定し
デフォルトゲートウェイ(192.168.1.1)であるルータにて
192.168.0.1へ要求されパケットを飛ばすようにルーティング設定をすると
別セグメントへ、データ通信する事が出来るようになります。
その際の設定は以下のように行います。
宛先アドレスに、ネットワークアドレス(192.168.3.0)を指定してます。
デフォルトゲートウェイは、次の経由するルータのIPアドレスになります。
宛先アドレスに、個別のIPアドレス(192.168.3.3)を指定する事も可能で、その場合は
サブネットマスクを、255.255.255.255と指定します。同様に、
ゲートウェアは、設定するルータが次に経由するルータのIPアドレスになります。
メトリックは、経由するルータの数です。デフォルトから変更しなくても特に問題
ないようです。ルーティングテーブルからゲートウェイを検索するときは、
パケットの宛先IPアドレスと最も一致する部分が長い経路を 見つけ出します。
もし検索された経路が複数存在する場合は、 メトリック値が小さい経路が選択されます。
。
以上です。
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