ドライバのインストールの仕組み
ドライバのインストールの仕組み
周辺機器を認識させる為のドライバの仕組み
外付けハードディスク、MO、DVDドライブの周辺機器をはじめ
拡張ボード(USBボード、SCSIボード、LANボード)などを含むすべての増設機器
を動作させる為には、「ドライバ」というものをOSへインストールする必要があります。
その仕組みは以下パターンがあります。
パターン1
1)ドライバをPCにインストールします。
2)周辺機器をPCへ増設します。
3)「新しいハードウェアが見つかりました」と表示される
4)自動的に認識する
パターン2
1)周辺機器をPCへ増設します。
2)「新しいハードウェアが見つかりました」と表示される
3)「新しいハードウェアの検索ウィザード」からドライバの場所を指定する
4)ドライバの場所を指定させることで、認識する
パターン3
1)周辺機器をPCへ増設します。
2)「新しいハードウェアが見つかりました」と表示される
3)「新しいハードウェアの検索ウィザード」で誤認識させる
4)ドライバをインストールしすると、誤認識が認識に変わる
殆どパターン1か2です。
通常、ドライバファイルは、拡張子にSYSがつくファイルと、INFがつくファイル
のセットになってます。
INF(セットアップ情報)をみて、SYSファイルを組み込むことで
OSにドライバを認識させるようです。
最初にドライバをPCにインストールする場合は、
概ね「C:\WINDOWS\inf」の場所にINFファイルがコピーされ
「C:\WINDOWS\system32\drivers」の場所にSYSファイルが
コピーされます。
※隠しフォルダについては、こちら
周辺機器を接続すると、OSが、INFファイルを探し、そこからSYSファイルを
みつけてきて初めて動作します。
パターン1のように、ドライバを最初にインストールするケースだと、ドライバの
インストーラーにより、上記のファイルを予めPCの指定のフォルダに
コピーする事によってPC内部へドライバを提供します。
パターン2の場合は、ドライバをPCにインストール(コピー)せず、周辺機器メーカー
が提供するCD-ROMの場所などをさがすように、インストール途中に設定することで
インストールをします。その結果、殆どC:\Windows\infフォルダには「oem***.inf」の
名前でコピーされるようです。
ドライバが不要なデバイスは、最初からWindowsにセットアップ情報ファイル(INFファイル)
とドライバファイル(SYSファイル)があるから、いらないんです。
それでは、パターン2の手順を具体的に見ていきます。
<WindowsXPの場合>
1)周辺機器を接続します
上記が表示されます。WindowsUpdateから探しません。ドライバはメーカーの
CD-ROMや、ダウンロードしたドライバでPCの特定の場所に
提供されていると過程して進めますので、「いいえ、今回は接続しません」にします。
「ソフトウェアを自動的にインストールする」を選択する場合は、すでにパターン1のように
PC内部のきめられた場所に、ドライバ類(INFファイルとSYSファイル)がインストールされている
場合に選択します。
今回は、パターン2のように手動でインストールをするので、「一覧または・・」を選択し「次へ」を
クリックし進みます。
次の場所を含めるにチェックすることで、ドライバの場所の指定が可能です。
「参照」ボタンをクリックし、ドライバの場所をこちらで指定します。
以下は、例です。フォルダの参照画面で、CD-ROMの特定の場所に
ドライバがある場合は、そこを指定します。
選択したら、「OK」で確定しますと以下画面に戻ります。
上記は、C:\DELL\driversというフォルダの場所に
ドライバがあった場合です。
ドライバの場所がCD-ROMならそこへ、、、インターネットからダウンロードして
マイドキュメントに保存しているなら、そちらを指定する必要があります。
後は「次へ」すすみ完了です。
※まれに以下のように警告画面がでる場合がありますが、メーカー提供のドライバ
であれば、マイクロソフトが知らないだけで、動作検証はしているはずなので
「続行」で進めば問題ないです。
以上が、ドライバを手動でインストールする方法です。
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